WebZoomとは

WebZoomとはブラウザー上で画像をズームするサービスです。 商品画像、中古車、不動産など高精細な表示を必要とする媒体について、すばやく表示し、拡大・縮小・スクロールなどの操作を容易に行えるデジタルイメージの表示技術です。これまでのリッチコンテンツにありがちな制作コスト、制作リードタイムの長さを画期的に短縮し高度な技術をより単純により簡単により安価にご用いただけるサービスです。

導入事例

■ 株式会社 土壁製作所

弊社制作実績の導入事例として、ボルト・螺子等の製造業が多い大阪市西区にある株式会社土壁製作所様のWebサイトにてWebZoomを採用頂ました。土壁製作所様では、難削材といわれる硬い金属のインコネル・ハステロイ・モネルなどの特殊金属を使った特殊ボルトの製造をされていますが、WebZoomを採用することで、同社の長い歴史が培った高い技術力によって製造された特殊ボルトの細部を高解像度の画像でご覧頂く事ができるようになりました。

 

機能

１．高解像度イメージの超高速な拡大/縮小

衛星画像などの高解像度かつ高精細の画像データへ、瞬時にアクセスし拡大/縮小/スクロールの操作を高速に行うことができます。

２．ピクセル・オンデマンドテクノロジー

ギガバイト級の超高解像度画像などをすばやく表示するために、必要な時に必要な分だけのデータにアクセスする技術「ピクセル・オンデマンドテクノロジー」に基づいて開発されています。

３．マルチプラットフォーム

シンプルな機能に特化しOSやWEBブラウザーを選ば無いため幅広い分野にご利用いただけます。

こんなサイトにおすすめ

■ 製造業サイト　：　製品細部や仕上がり品質を伝える

微細な機械加工を施した小型精密部品の細部の詳細な様子や、ネジ部やギア歯車などの状態、また溶接面の仕上がりなど、加工精度や品質レベルが重視される製造業分野において、その仕上がり品質を伝えるのにWebZoomは効果的です。 単に製品や加工品の拡大写真を見せるよりも、WebZoomを使うことで、まるで光学実体顕微鏡やマイクロスコープを使って見ているかのように製品の細部までを見せることができます。

また大型の機械装置などの場合には、WebZoomで機械の各細部を拡大して見る事ができるようになります。

■ ECサイト　：　商品の質感を伝える

これまでのECサイトは商品画像を掲載する事はできましたが実店舗と異なり商品の質感を伝える事は最も苦手でした。

例えば洋服を販売するサイトにWebZoomを使うと、商品一つ一つの写真をズームさせることで、生地の質感をまるで手に取るように細部まで見せることがができるのです。

これによりお客様が納得のいくまで商品細部を見る事ができるようになります。

■ 不動産販売サイト　：　ホームページでじっくり確認

モデルルームや物件を見にいくと本当はゆっくり見たいのに営業マンの目が気になって落ち着いてみる事が出来ない。

「WebZoom」をサイトに応用することでフル画面で部屋の見たい場所をズームしてゆっくり誰にも邪魔されずに見る事ができます。

ホームページで「WebZoom」画像を公開することで公開していないホームページより信頼や購入検討の機会、実際にモデルルームや物件に足を運んで頂ける可能性も向上する事が期待できます。

■ 他にもこんなことに応用できます

• デジタルカタログのインターネット配信、ECサイト
• 美術作品、古書等のデジタルアーカイブ
• デジタル新聞配信、アーカイブシステム
• 建築図面の閲覧および図面（画像）データベースの構築
• 学術分野での研究発表の資料制作
• 中古車、不動産販売などのWEBコンテンツ

制作の流れ

■ 利用方法はとても簡単！画像を送ってURLを受け取るだけ！

必要な画像を専用ストレージおよびメールなどで転送するだけで、「WebZoom」化したURLが送られてきます。あとは届いたURLをリンクするだけでご利用いただけます。

Flashとの比較

現在、Web上の画像の拡大縮小の手法としてFlashを用いる形式が一般的です。しかし、Flashを用いて画像処理を行う場合はクリエイターの手を介する必要がありリードタイムが長く高額になる為、ある程度規模の大きいユーザー以外が利用する事は難しい状況です。

WebZoomは従来Flashが抱えてきた様々な問題をクリアした上で、高いZoom力と自然な操作性による高度な表現力をどんな小規模なユーザーでも利用可能にします。

また、Zoom Up時の画像は‘タイル’状に処理され、必要な部分のみが転送される事によりギガバイトサイズの画像拡大の場合でも最小限のデータ転送量で実現することが可能です。

	Flash	WebZoom
制作の手間	クリエーターによる手作業の為数日〜数週間	最短で36時間以内での利用が可能
完全自動化	対応不可能	対応可能
表示スピード	データをダウンロードしてから表示	即表示可能
データ転送量	コンテンツデータすべてを転送	表示に必要な部分のみ転送
ブラウザへの依存	要プラグイン	ブラウザ依存無し、プラグイン不要
拡大時の倍率	ブラウザの処理能力に依存	元画像が高画質であれば無限大